クロネコヤマト 単身パック

学生時代、クロネコヤマトの単身パックで引っ越した思い出

 

 

まだ結婚前で、今の主人と同棲していたのですが、
大学生だった彼も、無事卒業が決まり、就職も内定しました。

 

 

当時は県西の小さな田舎に位置する、
大学の近くにアパートを借りてすんでいたのですが、
就職先は反対方向の県北です。

 

 

距離にしたら、100キロはあります。

 

 

いたしかたなく、引っ越しをすることになりました。

 

 

当時、彼と私の他に、2歳になる雌猫も同居しておりました。

 

 

ネコ好きだったので、クロネコヤマトの引っ越しサービスを利用することにしましたw

 

 

当時、既にクロネコヤマトの単身パックがあったので、それを組み合わせてプランをたてたような記憶があります。

 

 

彼とにゃんこと私でさっそく荷造りを始めましたが、
3年間も住んでいた分、意外と荷物が増えていました。

 

 

引っ越し先にそぐわないテーブルや、食器類などは、
そのままその地に居住が決まっていた大学の友人に譲ったりして
あらかた片付いたのですが、問題は本の山です。

 

 

私も彼も無類の本好き。

 

 

漫画、雑誌、ハードカバーの小説、専門書etc...

 

 

持ち出してはみたものの、絶対新居までは運べそうもありません。

 

 

にゃんこは、嬉しくて本の山を駆け回る始末。

 

 

そこでその頃はあまり知られてはいませんでしたが、
古書買取のお店に問い合わせてみました。

 

 

「本、処分したいんですけど、買取ってしてますか?」

 

 

「はい。してますよ。お持ちくだされば5分ほどで査定できます。」

 

 

私たちは、にゃんこを連れて、一路古本屋さんへ。

 

 

「査定お願いしたものなんですけど。」

 

 

「お待ちしておりました。では、本をお預かりしますね。どちらですか?」

 

 

「車の中で・・・」店員さんは車の中を見て唖然。

 

 

5分どころか、かなりの時間をかけて、その場にいた店員さん総動員で本を店内へ。

 

 

査定もあまりの多さに通常より多分高値だとは思われるのですが、
全て一律100円で買い取ってくださいました。

 

 

正直嬉しかったです。

 

 

貧乏学生の彼と、フリーターの私は現金で4万円ちょっとを頂いて帰ってきました。

 

 

 

引っ越し当日、大家さんが一応部屋を見に来ます。

 

 

そこで、敷金を返却するか、
もしくは修理箇所が大きければ逆にお支払するかがきまります。

 

 

にゃんこの存在は勿論秘密なので、バスケットに入れて車に隠しておきました。

 

 

「大分綺麗ですね。これなら敷金は全額お返し出来ます。

 

後日お振込みしておきますね。

 

鍵は出るときに不動産屋に渡しておいてください。」

 

 

「ありがとうございます。」

 

 

私たちは、柱にぴったり背中をおしつけたまま、
挨拶をして、大家さんを見送りました。

 

 

ごめんなさい。大家さん。

 

 

背中をつけていた柱、じつはにゃんこが爪とぎしてました。

 

 

本当にごめんなさい。

 

 

そして、予想以上の大量の本を嫌な顔一つせずに買い取ってくださった本屋さん、
ありがとうございました。

 

 

こんなかたちですが、お詫びとお礼をもうしあげます。

 

 

40を過ぎた今、本当に懐かしい思い出です。